お知らせ
花粉症の治療について
スギ花粉が大量飛散しています。アレルギー症状のある方は特に、マスクをしたりして、アレルゲンを身体に入れないようにしましょう。花粉症の治療は、症状が酷くなる前に開始しましょう。抗ヒスタミン剤などの内服薬が標準治療です。症状に合わせ、点鼻薬、点眼薬追加されます。
毎年、標準治療で辛い方には、花粉飛散終了した6月頃から、免疫療法(減感作療法)の開始をお勧めします
スギ花粉の成分から作った薬を、毎日舌下で溶かすという特殊な飲み方をすることで、アレルギーを起こす花粉に慣らし、アレルギー反応そのものが軽くなり、根本的な体質改善が期待できる治療法です。入院し投与する方法しかなかった治療が、今は、通院で治療できます。しかし、アレルゲンを投与することから、初回は必ず、アナフィラキシーなどの発現時に緊急処置がとれるように、外来で様子をみていただく必要があります。
免疫グロブリン注射(ヒスタグロビン)
反復投与により、ヒスタミン放出を抑制させます。