お知らせ

麻疹流行について

ワクチンで防げる病気(VPD)があります。かつて、ポリオ、ジフテリアなど命に関わったり障害の原因となっていた重い感染症も、だれもが予防接種を受けることで、VPDの流行は避けられるようになっています。ワクチン接種お忘れないですか?

WHOから2015年に土着の麻疹ウイルスが排除された国として日本が認定され、新型コロナ感染拡大で国内外の人の往来なくなるとともに、感染者は激減しておりました。しかし、予防接種接種率が低い国は世界各地にありますので、行動制限解除とともに、麻疹の再流行が懸念されておりました。その不安が的中しヨーロッパで麻疹感染拡大し、日本でも麻疹感染が増えています。

診断確定には時間がかかりますので、感染拡大させないため、感染力の強い麻疹を疑う症状のある方は、三密(密閉・密集・密接)を避け、公共交通機関を利用しないことが大切です。

麻疹のワクチン接種を希望されている方が増えておりますので、ワクチン流通が滞りがちです。
当院では、抗体検査希望の方には、抗体価が具体的にわかるEIA法という検査方法を推奨しており3920円です。EIA法でIGg16以上の場合は、今すぐの予防接種は不要といわれています。
ワクチンは麻疹と風しん(三日はしか)の混合です。

以下は、典型的な麻疹の経過ですが、不顕性感染も含め症状は以下に限りません。
疑いある方は、三密を避け、受診の際は電話でお問い合わせください。

麻しん(はしか) - 麻しんの症状 | 病気について | 近畿大学 メディカルサポートセンター

 

お知らせ一覧

ページトップへ