お知らせ

11月から50歳以上の帯状疱疹ワクチンが4000円~10000円補助されます

帯状疱疹ワクチンは2種類あります。豊郷台クリニックでは、どちらのワクチンにも対応しておりますが、どちらを選ぶかは患者様に決めて頂いております。

一つは水痘ワクチンとして小児が接種しているので、安全性が高いといわれるワクチンです。病原体の全部を用いて作られる生ワクチンなので、抗がん剤治療、免疫疾患の免疫低下している方は接種できません。

もう一つは、世界初のサブユニットワクチンです。病原体の一部を用いて作られる成分ワクチンです。アジュバンドを添加しているため、副反応が強いが、効果が高いといわれています。
窓口に、説明できる文書を準備しておりますので、迷っておられる方はお問い合わせ下さい。

補助後の自己負担額
生ワクチン:3640円/回
サブユニットワクチン:12000円/回×2回

初めて「水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルス」に感染発症すると、「水痘」発症し、ほとんどの方の知覚神経に、「水痘・帯状疱疹ウイルス」が潜みます。

そして、加齢をはじめとした免疫力の低下によりウイルスが増殖し、2回目のウイルス感染として「帯状疱疹」として発症します。帯状疱疹は他人からうつるのではなく、ご自分の神経に潜んでいたウイルスが活動することで発症します。

「帯状疱疹」と「水痘」は同じウイルスです。「帯状疱疹」発症した場合、水痘に罹っていないお子さんに接触すると「水痘」発症させる可能性がありますから、小さなお子さん、妊娠の可能性ある若い女性には特に注意が必要です。

「帯状疱疹」は、水疱(みずぶくれ)と紅斑が知覚神経に沿って帯状にあらわれる病気です。
早期に治療すれば軽症で済む場合が殆どですが、痛みが弱く虫刺されだろうと放置すると、回復が遅れ持続性の痛みが長期間続くこともありますので、「早期発見・早期治療」と「予防接種」が大切になります。

 

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